手帳を作り直すことについて 02:設計

 手帳を作り直すことについて 01:計画にて、手帳の改善点をどうにか上げることが出来た。
 ……が、そもそも手帳自体の設計をどうしていたのかをすっかり失念していたので、備忘録代わりに手帳の寸法やら何やらを確認しておく。


開き方

 今のところ、手帳は3面を想定している。罫線ノート、ウィークリー、マンスリーの3種類のリフィルをそれぞれ収納するためだ。


リフィルの大きさと手帳のサイズ

 手帳用の紙はコスト面の問題から、A4のコピー用紙に罫線を印刷したモノを半分にカットして使用している。A4の1/2だからその大きさはA5、148mm×210mmになる。  手帳本体はこのサイズがちょうど収まる……という寸法だと、折り畳んだ際に端がはみ出たりするので、周囲に10mmの余白をとって+20mmの168mm×230mmがいいだろう。これが1つの面の寸法となるわけ。
 各々の面を横に繋げて三面鏡のように開く手帳にするのだが、この時各面の間に隙間が無いと、リフィルを収納してから折り畳む際に厚みを吸収できず、ゴワッとした畳み心地になる。
 これを避けるために、面と面の間には15mmの間隔を空けることにしよう。つまり、開いた際のサイズは(148+20)×3+15×2mm = 534mmとなる。縦は特に変更する必要がない。

布の裁断

 三面開きにする都合上、布は3つの面をすべて覆う必要がある。端で折り返して接着することも考えると、糊代に10mmは欲しいところ。
 上で書いたように、3つの面を並べたサイズは534mm×230mmになるので、糊代10mmを足して545mm*240mmが布の大きさだ。



ペン入れ

 前回の記事で書いたように、手帳ベルト兼ペンホルダーを作って仕舞うのが一番便利そうではある。
 ベルトは手帳を畳んだ際の外周+αの長さがあればよいだろう。厚みをやや太目に見積もって20mmとすれば、その外周は表紙と裏表紙の横幅+厚み2になるはず。  結果は1682+20*2mm = 376mm。+αの分も含めてキリの良い400mmなら問題ないか?



 とまあ、かなり雑ながら大まかな設計は出来た。次はこれを図に書き起こして、厚紙や布を切り出す際のテンプレートにするところからか。